ダービースタリオンGoldの戦いの爪痕

開始1年目の9月に1歳馬セールが開催されており、他の馬も目をかけてはいたが、その中で血筋的にも、目にかけた馬の中で唯一の牡馬だったこの牡馬が出品されていたのが第一の出会い。

評価は「なかなかの馬」との評価だったが、それでも全く競走馬がいないという一番シャレにならないという最悪の事態を回避させる為にという事で、落札して翌年の開始2年目から競走馬として走って貰う。

もし、繁殖牝馬に種付けさせて走らせるとなったら、どんなに上手くやっても出走できるのは開始4年目からであることを踏まえて、この牧場の先駆としての1頭で、しかも牡馬という事で、頑張ってもらう事とする。

この牧場の専任調教師である関東担当の東野調教師の管理馬。母はなかなかの成績がある繁殖牝馬ながら、父はというと高級種牡馬とは到底言い難く、そこにこの馬がオープン馬になれなかったのがあると思われる。母父がトニービンという事で意外といけるかなと思いきや、やはり父か母、あるいは双方のカップリングが悪かったかもしれない。ただ、ダートを得意としていた為、それが僅かだが勝てた要因なのかも知れない。開始6年目6月2週で引退する。

勝鞍は津軽海峡特別、清里特別、くすのき賞を勝つ。デビュー戦はダートの未勝利戦で勝ち上がりを図った。最後の勝利から丸2年。全くもって活躍出来なかったし、言われこそしなかったが、超早熟ではないかとさえ思われる。主戦ジョッキー池添謙一。最後の勝利は4歳の時である事で超早熟であるとそう結論を下した。